はい。くだらないです。
アルバムVoyagerに興奮して記事を書いた後、冷静になってほかの曲を聴いていると、別にVoyagerの頃が異常なわけでもなんでもなくて、いつでも甘々じゃねーかよ、好き。と思いまして。
でも歌い方とか声質って、多分年齢とかいろいろな要素によって誰でも微妙に変わったりするもんだと思うし、曲調とかによってもだいぶ変わるだろうけど、じゃあ総合的に最も殺人的に甘い歌声が多いのはいったいいつのことなんだと、そう思った次第であります。
これ相当時間かかりそうだけど、気が向いた時に少しずつ検証していきたい。
出来そうなら。
もちろんですがすべてわたしの主観に基づきます。
超絶節穴耳かつ超絶ボキャ貧なので、納得いかない講評も多々あるかと思いますがご愛嬌です。
では早速参りましょう、2017年編です。
2017年は曲数が多いから1年で括ってるけど、今後どれくらいの期間で括るかはちょっと考える…
年単位でそんな劇的に変わるとも思えないし、2016年も含めるべきだったかもしれない…むむむ。
うわぁ…めっちゃあるじゃん…
2017年の曲
Can’t Get Enough
ファルセットメインだからいつもの声と比較するのはどーかとも思うけど…
適切な表現じゃないかもしれないけど、女性的。
だけどどことなく中性的、機械的な印象も強めで、聴いてて甘い~(デレデレ)ってなる感じは控えめかも。
それでもやはり二番サビ「物足りない~」のソロはあああきたあああって感じ。(?)
「そ~ばに~いないッと」あたりギュンッ!ときます。
ハナヒラケ
2番歌い出し。
声帯からハート飛ばしまくりながら歌ってるようです。
そうだ、これでこそ長野くんだ。
足跡
透明感の塊。
甘ーいけど、甘ったるい感じではなく、爽やか~な甘み。
ほんのり。すきっと甘い。
ハナヒラケがキャラメルなら足跡はお砂糖入りのお紅茶。
なんかだいぶ違う気がする。
ていうか全然違う気がする。
MANIAC
曲がかっこいいからなあ。
深みがある感じ。
甘いというよりはビター寄り。
ビターチョコ。
COLORS
これー!!!
長野くんソロで鼻血が噴出するやつ。
あの「ん」がついてそうな語尾にやられない人ってこの世に存在するんでしょうか。(?)
うん甘い!!!キュゥゥゥゥゥゥン!てくる!
しかし、なかなかに甘ったるいけれども「かわいい!!!!!!」ではないような気も…
太陽と月のこどもたち
優しい~。優しい。
父性を感じる。
母性ではなく。
やっぱりどっかビターめな声に感じる。
多分低めの音だからというのもある。
GOLD
甘めのきました。
いやー好きです。
カクテルっぽい。(「炭酸の泡」云々に引っ張られた印象)
溶ける。溺れたい。
SPARK
かっこいい。
甘くない。甘くなくもないけど、甘くない。
わずかにセクシーがかっててつややか。
never
甘~く、ない。
どことなく香る気はするけど。
憂い味のあるほろ苦セクシー感。
刹那的Night
甘くはないな。
「刹那いトキ」にちょっと女性的風味を感じなくもないけど、主に男性寄りの中性的な感じ。
まあこの曲の感じに長野くん渾身の甘々ボイスじゃ、よりいっそうカオス感が強まってしまうよね。
SOUZO
甘くない。かっこいい。深みがある。
後引く感じはあるけど甘い~♡とはならない…
なんていうか、お兄さん。って感じ。(?)
Cloudy sky
あんまり甘くない。
ビターテイスト。
DOMINO
ファルセットはCan’t Get Enoughより女性的かつ機械的かな。
低音の方も機械的で感情がないような(あるけど)、どことなーく闇を感じるような。
「君のために」の低音とかビリッ…とくる。
Round & Round
全体的な糖度はやや低めで深みのあるつや感だけど、ソロ「夢の続きは~」や時々語尾に甘みが強めに滲む。
ビター味が続いてることもあって、待ってました糖分、みたいな。
Remember your love
憂いと色香漂わせながらもわずかにじんわりと甘ーいです。
かわいい死ぬうううな甘さではないけど、きゅん…ってくる感じすかね。
でもやっぱそこはかとなく苦めかな。
会って話を
やっぱりほろ苦テイストに戻ってきました。
どっか苦しげで切実で、苦味が滲んでる。そういう歌だけど…
「(僕は許せる)とか」あたりの一瞬にものすごい甘みを感じるけど、全体でいえばどっちかっていうと井ノ原くんに甘さを感じるかも…
Answer
なんだろうね、ここまで聴いてきて思ったけど、使い込まれた革製品とか木製品みたいな、深みとつや。って感じで、聴いててときめきで溶けそうな感じじゃないんだよな。
ボク・空・キミ
「胸が少し~」は結構甘め。
「震える~…」でやっとああこんな感じ好きですこういうのです好きです、って。
ビターからスイートへのグラデーション的なソロパート、だから純粋に「あああまああああああいいい!!!(鼻血)」ではない。
残念ながら。(?)
レッツゴー6匹
ポンコツ節穴のわたしの耳ではうまく長野くんの声だけを抽出して聴き取ることが出来なかった。
ただ「始まるよ~」のすごく丁寧な感じの声の出し方、音域も高いのでキュンとくるしかわいい。
それが甘いかどうかと声のかわいさとはまた別の話なんだけど…
とろける甘さ~ではなくすーっと透き通る甘さかな。
The one
長野くんの甘めボイスがちらちらと効いてる感は若干あるけど、剛健コンビが声のかわいさで上回ってくる…
そしてやはり甘さの度合いと同等かそれを上回るなにかほかのものがある。
な、長かった…
結論。
糖度の高さではやはりVoyagerに軍配が上がりました。
圧勝。
甘ったるい!かわいい!!!糖化する!!!!!!(?)というパートは全然なかったように思います。
甘くないとは言ってもまったくゼロ、ではなくて、どれにもほのか~にわずか~にあるにはあるんだけど、Voyagerとの比較における度合いの甚だしさに比べたら無視出来ちゃうくらいの甘みだったかなあと。
10年前との比較だから当然かもだけど、2007年付近と比べて2017年の長野くんの声はゲロ甘ボイスでメロメロにされる中毒系というよりはぐっと深みと艶が増したビターテイストの大人の甘さ、というように感じました。
どっちが良いとか悪いとかはおいといて、かわいらしさ(≒甘ったるさ)はだいぶ取れてしまったけど、透明感と爽やか感のある甘さに変わった上に色気や憂いみたいなつやめく苦味、深みが付加されたような感じかなと。
ただVoyagerの記事を書いたあたりは極度の興奮状態で精神状態としてはかなり異常だったので、比較という目的意識をもって至って真面目に、冷静に聴いた今回とはそもそも比べてはいけなかったかもしれない。
曲調の問題もかなりあると思う。
かわいい・ポップ・ほのぼの・明るめな曲が少なかった。
ゲロ甘ボイスでなくなってしまったというよりは、曲に合わせて封印したか自然とそうなったかという話かと。
序盤から怪しさを感じてたけど途中からかなり甘さがなくなって、これ企画としては大失敗なのではと思ったけれども無事書ききったことに意味があるということにして、以上終わり。
ということなのでね、ちょっと次回に続くかどうかわかりませんけども、長野くんボイスを拾おうと耳を澄ましている時間は至福でしたので、多分懲りずにまたやるんだろうなあ、またわけわかんないことになるんだろうなあと思いながら今回は筆を置こうと思います。
お付き合いいただきありがとうございました!