危険な香りに失神者続出。お子様立ち入り禁止、禁断のカミセン曲Get Nakedの話。


Coming Century『Get Naked』の感想を述べます。
コンサート映像見たらまた印象も変わりそうだから多分いつか書き直すんだろうなー。

引用
この記事におけるイタリックはMicro氏作詞『Get Naked』によります。

さて。本題。
WOWOW版ONESコンではカットされたこともあり、R指定ばりの刺激の強さゆえかとネット上で放送禁止説がまことしやかに囁かれた(笑)禁断の映像化が待たれるアダルトで危険な香りプンプンの最新カミセン曲、それがGet Nakedであります。

とにかく激エロ。18禁。
字面が下品でひどくて申し訳ないが。
トニカミ、ソロ、コンビ含めV6のすべての曲のなかにおいてもとんでもなさが群を抜いてます。

骨抜きにされるとはまさにこのこと。
健様の言う通り一度聴いたら逃げられなんかしないしメロメロになること必至。

まず歌い出し健くんの鋭いブレスが入ってドキッと、こっちまではっと息を呑まされる。

で、「どんなに逃げようとしたって僕からは逃げられやしない」とか言い出して、こっちとしては蛇に睨まれた蛙。
逃げるどころか射すくめられたように身動きも取れない。
壁際に追い詰められたかのような緊迫感。

この曲一人称「俺」もあるけど基本「僕」っていうのもなんか、「俺」にいかにも俺様なこと言われてもまあ普通っていうか、「僕」なのに俺様っぽいっていうちょっとしたギャップがただでは済まされない感を醸し出してるのかなと。

健くんの歌い方は抵抗する手をあっさりと絡めとるような、逃げ場を塞ぎながら抜け目なく迫っていく感じがありつつどことなく必死というか余裕がない感じがあって、それは(剛くんのパートだけど)「ハマってるのは僕だったりして?」っていう自嘲めいた言葉に見え隠れする、ガンガン迫って挑発しときながら自分も相手に溺れてる的な余裕なくなっちゃってるようにもとれる雰囲気に繋がっていくような気がします。

俺にメロメロなんでしょ?」という確信犯的な問いにも、「僕に」ではちょっと間抜けっていうかカッコつかないかなっていう印象の問題もあるけど、この「僕」と「俺」の一人称の混乱にみえるようなついかっこつけて上に立とうとしてしまう様子、また「メロメロなんでしょ?」にとどまらず「You lose」とまではっきりと「惚れたもん負け」のルールを突きつけてしまう、自分が上だと言わんばかりの言葉で押さえつけてまでマウントをとらずにはいられないところに余裕のなさが見られるのかなと。
虚勢を張ってるというか。
最終的に「Oh No」って動揺がはっきり表れちゃってるし。

一方で剛くんは歌い方もフレーズも全部に余裕漂いすぎて「ハマってるのは〜」にさえももう思考停止に近くて全然余裕なんかないこちらを冗談飛ばして笑いながらさらにぐいぐい追い詰めるような強めのサディズムを感じるけどね…

岡田くんも歌い方はどっしり落ち着いてるようだけど「まじか」「気取った態度が鼻につく」「もう僕は手段を選ばない」と仰っておりますので、なんでしょう、そうだな、不意に見せた動揺を逆手に取られて立場が逆転しそうになって、つい我を失ってしまっている様子、攻撃的な姿勢を崩さないようにと焦ってしまい逆に冷静さを失ってく余裕のなさをうっかり露呈させちゃってるように感じる、かな。

この岡田くんのパートを踏まえても、どうにも剛くんだけは余裕失くすどころかますます燃えてどんどんボルテージ上げてっちゃってる感じがじんわりするんだけどさ…

ていうか一度でいいからカミセンからもう僕は手段を選ばないとか思われる状況に陥ってみたいよね…?(錯乱)

男女の関係を知り尽くしたかのような達観した歌詞の剛くんパート以降、うっすらと漂い出す不穏な香りさえもスパイスだというようなこと(ニュアンス)を言い切り、「傷つくこと恐れずに深く愛し合う」というやや官能的にも感じられるフレーズで払拭してしまう、何を言われても無抵抗にまるごと受け入れてしまうような、されるがままのこの状態を“虜になる”と言わずしてなんと言うのでしょう。

とりあえず全体的に漂う背徳感とただならぬ感がすごくてドキドキしちゃうんだけど、時々控えめにギギギ…ツツツ…みたいな木とかパイプとか?が軋むような音入ってるのが背徳感を増長させてるように感じるね。
想像をたくましくして聴きすぎだわ。
すいません。
ほどほどにしておきましょう。

それと「Oh Lady」だったのがすぐ「My Lady」に、つまり始めはただの女だったのが2番ではもう「僕の女」になってしまっている、、、

あああ…これはやばいね……

しかもOh Ladyの呼びかけは1回だけだったのに対しMy Ladyは4回と繰り返したたみかけるように言うから。
もうこれは洗脳。
お前は俺の女だ、俺の女だ、っていう。

洗脳?といえばサビの書き表すのも恥ずかしいようなフレーズの繰り返しも同じかな。
3人でそれぞれ違う高さの声が厚みをもって響き合う妖しい雰囲気を醸し出してて、その繰り返しの言葉に暗示をかけられ惑わされて、最終的に理性をも完全に奪われてしまうような感じがある。

それからサビの攻め立てるようなしつこいほどの繰り返しには狂おしいほどの支配欲を感じたりするけど、、、
それ以上はちょっと文字にする勇気がありません。笑
察してください。
ほどほどにするはずだったのにすでに随分と踏み込んでしまったぞ…

『三宅健のラヂオ』で健くんが次のように仰ったそうです。

あの時間、僕はあなた達を抱いたって事ですよ(笑)
あの時間間違いなく、君たちを僕は抱いたんです。

ラヂオの日記

こ、こんなこと言われて冷静でいられる人っているんだろうか…(鼻血)

だって君も僕もみんなみんな、コンサート参加者としてのただのLady(若干の語弊)からカミセンのMy Ladyになっちゃったんだよ…?1

これ女性側としてはいくらでも語れると思うけど、男性ってどういう感想抱くんですかね???
素朴な疑問なんだけど。

聴き方はカミセンあるいは男性目線なのか女性目線?なのかとか演出をどう観たか?違うな何を感じたのか、ていうか?
なんていうか変な意味じゃないです。
伝わるかな。

コンサート終了後に心の底からしみじみといやーやっぱこの曲はトニセンじゃないよね、カミセンだよねと深く納得すると同時にえっトニセンGet Nakedやったら凄まじくとんでもないのでは?!と思ってしまった。
そしたらオーラスのMCで話題に上ってたとかいうし…

トニセン色気やばそうだよね。
『会って話を』だってあんなシックで落ち着いた感じながらなぜかめっちゃえろかったのに。
なんていうか直接的すぎて放送事故レベルだな。

これまで通りであればONESコンの円盤のどれかの盤には『会って話を』と『Get Naked』のマルチアングルがつくはずだけど、もし今後万が一人智を超えた事故が起きてマルチアングル特典付きでトニセン版、あるいはV6版Get Nakedが爆誕するようなことがあれば、たとえR18指定は免れないし大量のV6ファンが殺到し生きて戻れなくなっておびただしい数の墓が建ち並ぶ事態となることでしょう。(絶対ない)

作ってくれ。
6人分のGet Nakedマルチアングルでしねるなら、なんかもうそれ本望だよね。

なんにしてもとりあえずまずはトニセンもGet Naked…
えっ待って脱いでくれと言ってるんじゃないんだ誤解しないでくれ、字面だけだと多大な語弊が、だいたい脱いだら鼻血どころじゃ済まないよ???
えっち過ぎてちょっともう、ごめんなさい…
そろそろ黙ろうか…うん…

たいへん失礼いたしました。

  1. 健くんは「僕は」と言ったのであって「僕たちは」とは言っていないようだけれども、剛くんと岡田くんも健くんと同じだったろうと思っています。[]